Biker's Zone Base

趣味の旅行やバイクや流行りのキャンプのことをつらつらと書いてます。
間違ってたり適当だったりすることも多いでーす。
ゴメンナサイ。
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# カブたび5巻、なんか売れちゃってて申し訳ない。

 カブたび5巻、御買上げありがとうごさいます。
メールでカブたびの内容の問い合わせを頂いていますのでチョビッツだけ、冒頭部のコピーでありんす。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 こんちくは、またお逢いできました、俺様でございます。
このたびは、カブたびをお求めいただきありがとうございます。

 2013年の冬にクロスカブを足代わりに購入しました。
当時、メインで乗っているバイクは、カブとメーカーが同じHONDAから出ているCB1100で、ツーリングにはもっぱらCBを使っていました。
高速も乗れるし、やや非力ながらも、とても乗りやすい素直なバイクで、大型二輪の魅力を堪能していました。


 そして、ちょっとした事件がおこりました。
我が家が借りていた、自動車用月極め駐車場の立ち退きであります。
我が家の猫の額ほどの庭には、自動車+CB1100+カブ+電動も含む自転車4台を停めるスペースはなく、とりあえず、奥様とお子様の自転車でも処分してやろうかと思いましたが、そんなことしたら、俺様が会社に行ってる間に愛車がバイク王行きになる報復を受けることは目に見えていましたので、泣く泣くCB1100を手放しました。
気に入っていたのに、購入後2年たらずでの別れとなりました。

大型バイクを所有しているときは、月1程度のツーリングしかしないくせに、無くなると妙に乗りたくなって、でも手元には足代わりの110ccのカブしかなく、春になるのを待って、埼玉から名古屋にカブで出かけてみました。GWのことです。
一年前のGWに開通したばかりの新東名をCBで出かけたときは、3時間足らずで到着できた距離ですが、カブで全線下道でいくとなると、一筋縄ではいかなくなります。
CBで3時間、新幹線なら1.5時間で走り抜ける距離を、カブで10時間かけて、時には国道すら走行を許されずに迂回させられ、旧道を走り静岡駅前なんかも走らされました。
でも、一気に走り抜けられない原付のツーリングも辛いことばかりじゃなくて、高速道路では通過してしまう、いろいろな町や海で、また山や湖で空気や香りや景色の違いを堪能しながら走れました。
そうそう、見ず知らずのともこと待ち合わせて、名古屋の隠れ?!名物、馬肉を揚げた菊井カツを食べられたのもついてました。(カブたび1)

翌日は、10年来のいや、20年来のツーリング仲間のレディスライダー、ビッキー、ケープと日本アルプスの北側を走る、国道ではなく酷道として有名な分断国道(途中で切れている国道)を通って長野に抜け、3人で諏訪湖に泊りました。初めての峠道、カブもなんとか250ccくらいの排気量のバイクが流す程度に走ってくれれば、ついていけそうです。(カブたび2)
そんなツーリングを経験して、カブでのツーリングの楽しさにズッポリ嵌りました、よせばいいのにカブで走る距離にも自信が出てきました。

カブだけじゃなくて、調子にも乗ってGWの名古屋へのカブツーリングを書き綴って、電子書籍にしてみたら、びっくりするほど買っていただきました。
味をしめた俺様は柳の下の2匹目を狙って、よせばいいのに夏休みに0泊2日東北縦断カブツーリングを慣行しました。
東北へは下道でも高速でも、大型バイクであれば何度か行ってました。はじめての道じゃない。そんな安心感と、前回、名古屋まで走って味をしめていたのとで、距離にはチョビッツ自信が出てきて、8月の第2金曜日、仕事から帰るとそのまま不眠不休で青森に旅立ちました。
そうそう、なんで寝ずに旅立ったかというと、背後に大型の台風15号が迫っていたのです。暴風雨と、睡眠を計りにかけ、睡眠を捨ててカブにまたがり北に向かいました。きっと、大型のバイクであれば中止にしていたと思います。カブを舐めてるわけじゃないんだけど、不思議とカブなら、何が起きてもなんとかなるよ。って心のどこかで思っています。正直、青森まで走って帰りが面倒になったら現地で売っぱらって新幹線で帰ってくればいいや、なんて気楽に考えていました。

そんな甘い考えで、今から考えると恐ろしいのですが、40時間不眠で、15時間連続走行で青森に着きました。
途中、道には迷うわ、オバケを見るは、極めつけは人里はなれた山の中でパンクにも見舞われて、いろいろな人と出会って助けてもらいながら青森まで走れました。あうあうあう。
青森県、八戸に到着し、倒れこむように路上で寝落ちて、女の子に助けられました。駄目な大人だなあ、俺様。(カブたび3)
八戸からは、よせばいいのに、キャンセルがでたフェリーに乗込み、北海道、日本最北端の宗谷岬に向かい、あと一歩のところで、ついに台風に巻き込まれました。(カブたび4)

と、いうことで、

カブたび その1 愛知県名古屋泊■
カブたび その2 長野県諏訪湖泊■
カブたび その3 青森県 八戸泊■
カブたび その4 北海道、岩見沢泊■宗谷岬泊■美唄泊■苫小牧−大洗船内泊■
絶賛、発売中、amazonでクリック、クリック。
じゃなかった、と、いうことで、東日本の太平洋側は概ねやっつけて、(正確には、やっつけられて)残すは名古屋から西の地区、関西、中国、四国、九州を走ればカブで日本縦断達成というところまでこぎつけました。
よし、折角だから下道で西日本も走って下道日本縦断してみよう。と、いうことで、いよいよ秋の行楽シーズンにカブたび、第5弾に出没アドマチック天国であります。



計画の日

2014年10月某日、早速、バイク仲間がサイゼリアに集まってツーリングの企画を練り上げる、
某バイクショップ主催の新型バイク試乗会に出かけた帰りのメンバーが6名だ。
食事をしながら俺様が提案する。

秋です。11月の3連休を利用して、俺様はカブたび・西日本編を企画しております。

おおっ、して、やはり西に??

うんうん、名古屋までは前回走ったんで、名古屋から西を目指したいですなあ。
具体的には、関西、四国、中国、九州。
TVとかなら、名古屋にカブ運んでくれそうだけど、輸送費が高くつくし、面倒なんで走っちゃおうと思ってるぜ。それで、日本一周というか日本縦断というか、カブたびに一区切り付けようと思います、もーすぐ冬なんで今年のラストチャンスでありんす。



おおっ。



 土日の休みに月曜から金曜日まで5日間、有給とって、土日の休みつけて9日間。
東北の時と同様に金曜に仕事してから出発すれば10日間。
大阪まで自走して、四国に渡り、九州に行き、帰りは中国を通って大阪に戻る。


おおっ。


ちなみに、全走行距離、3500km!たぶん。


おおおおおっ。


行く人ー? 挙手。
(うーむ、ここは無人島より静かだ・・・)


じゃじゃじゃーー、100歩譲って四国あたりまで行く人ー???
(ザワザワザワ・・・)


か、片道、何kmくらいでしょーか??


まあ、皆さんは高速使えば600km。たったの6時間で到着だがね。
ちなみに俺様はプロのカブライダーなんで全線下道だがね。(高速に入れないともいう)


A氏、五、五、五十肩の調子がちょっと・・・


B氏、一泊じゃ遠すぎますな、行けません。


C氏、Born to Be Wild聞きながら近場を徘徊しまーす。
    (ワイルドのかけらもねーな、くそ)


H氏、じゃじゃ、じゃーっ、カブ買って参加しまーす。


今、なんと。



H氏、カブ買って一緒にいきまーす。


ムムムーっ。
どうせ誰もこねーだろうとたかくくってたのに、マジですか??
あのね、芦田真菜だよ。じゃなかった、
あのね、すごーく辛いよ。カブたび3巻参照。


行こうじゃないですか、カブたび、10日間。楽しそうだ。


で、鹿児島がゴールですか??


(そんなことより、本気で来る気かコイツ、いいたい放題言ってドタキャンはゆるさねーぞ、この野郎)
あの、2台で本気で行くならマジメに計画して宿とか押さえますよ。


はいはい、いきましょう。これからカブ買いにいきまーす。
カブプロがいいなあ。どーせ買うんなら。


ムムム、たしかに働くカブですな、フロントのでかいカゴと、リアの巨大キャリアはなかなかセクシーだぜ。
よーし、じゃあ最終章は2人旅ということで、よろしいですな。


よろしいですぞ。


ゴールは、日本最南端、鹿児島・佐多岬にしますか??


うーん。
鹿児島かあ、一昨年、飛行機で行って、レンタルスクーター借りて櫻島とか回ってきたけど、ものすごい火山灰だよ。
多い日は3-5cm積もるって。マスク持って無かったんで、濡れタオルを口と鼻に巻いて走ったけど、半日で結構黒くなったから、エアクリとかへの影響考えるとどーなんだろーね。最南端も本当は東京の沖ノ鳥島らしいしなあ。
ココはひとつ、ライダーの南の聖地と呼ばれる、阿蘇山、草千里をゴールっちゅーことでいいんじゃねーか??あそこの爽快感は素晴らしいもんなあ。


了解、じゃあ阿蘇山いきましょー。


と、いうことでバイク仲間の一人がカブをお買い上げで参戦ということで、今回、はじめて2人旅ということに。


それから1.5ヶ月。
5度に渡りミーティングを重ね、(ただの飲み会ともいう)互いに納得できるルートを確認し、宿を予約していく。
宿は贅沢せずに1泊5,000円〜6,000円のホテルのシングルルームをチョイスした。
おっさんの2人旅だ、清潔なシャワールームとウオッシュレット付きのトイレ、キレイなベットさえあれば贅沢いいませんって、どーせ疲れきって寝るだけなんだから。
今回、同行のH氏は出身が関西の為、道に精通しており、この道は狭くて渋滞で進まない、とか、この海沿いを走りたい、とか親切といえば親切なんだが、面倒くせえといえば面倒だ。まあ、でも、大まかなルートと宿泊地は決めておいて、見たいスポットが違ったら別行動というルールで合意した。
ルートについては先に公表しちゃうと楽しみも半減だろうから、各章で追って綴ろうとおもう。

そうそう、カブファンの皆様には残念なお知らせがひとつ。
同行のH氏が買おうとしたプレスカブは在庫切れで、一緒にあちこちのホンダ販売店を探したが結局、新車を見つけることができずに、H氏は自前の250cc三輪バイクでの参加となった。ピアジオmp3とかいうバイクだ。3輪なんで正確にはバイクじゃないのかもしれない。どーでもいいけど。
 

クロスカブは排気量110ccの原付2種という枠組みのバイクで、ピアジオは排気量250ccという中型二輪のバイクだ。
ピアジオは高速にも乗れるし、最高速だってクロスカブの2倍はでそうだ。一緒に走ればどちらかにストレスが堪るのは火を見るよりも明らかだ。
まあ、でも本人が来るっていうんだからいいじゃないか、バイクはいつも自己責任。
買いたくても無い物は仕方ない。お互いに面倒になったら、宿に集合で自由に走ればいいということにした。

そして、今回一番苦労したのは寒さ対策だ。装備を考えると夏の北海道とは比べ物にならないくらい大荷物になった。
特に、スタート時は天気予報で、《今夜は師走並みの寒さ》っていうほどの寒さで、上はシャツ+フリース+薄手のダウン+厚手のダウンという、ダウンジャケットを2枚重ね着にホカロン4個装着、下は、極厚ヒートテック+防風ジーンズと、これだけで大荷物だ。夏のTシャツに短パンという装備とは全然違う。
下着の替えも5日分しか積めなかった、残りの分は途中で洗濯するか新しいのを買うかどちらかだ。
すでに39リットルのGIVI製リアトランクはパンパンでかなりの重量となる。

そんなかんなで旅の朝、俺様を予期せぬ不幸が襲う。



++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

と、いうことで出発の前までを公開いたしました。
kindleFireで1500p、画像点数80点のボリュームで1コイン発売中でーす。

PC、スマホ、タブレットでよめまーす。amazonへGOだ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00UFA8QJW/monocolle-22/ref=nosim





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